自社の圃場から得られるブドウだけでは、十分な量のワインを供給することはできません。
不足するブドウの栽培量は、地元農家の方々の協力が不可欠です。
協力いただける農家の方々には、サンサンワイナリーが目標とする質の高いワイン造りに適した原料栽培の情報を十分共有し、パートナーとして信頼関係を築いていきたいと考えます。
こうした積み重ねが、地域の新しいブランド創りを後押ししこの地域だからこその豊かな文化が創られていくと信じます。
カトリックの国々では、一年365日のすべて日に聖人の日が定められています。
ワインにも聖ヴィンセント=サン(聖人)・ヴァン(vin=ワイン)サンという聖人が存在し、1月22日がサン・ヴァンサンの日とされています。
フランスのブルゴーニュ地方では毎年1月に「聖ヴィンセントの行進」のお祭りを行い、多くのワイナリーは、聖ヴィンセントの石像を守り神として祀り、人々は、その像を担いで行進します。そしてブドウ生産者にとって「聖ヴィンセントの行進」は畑への剪定・鍬入れが解禁される神聖な「仕事初め」の行事でもあります。
サンサンワイナリーのマスコットキャラクター「サン君」は、私たちの母体である社会福祉法人サン・ビジョンとこのワインの聖人サン・ヴァンサンから名付けました。当ワイナリーとヴィンヤードの象徴として、またこの場所を訪れていただくお客様に末永く愛していただくことを願ってデザインいたしました。